出典:マウントファーム登山学校

2014年遭難事故の態様を見ると、41.8%が「道迷い」で相変わらず首位を走り続けています。しかし注視するのは第2位「滑落」17.0%、第3位「転倒」14.5%、第6位「転落」2.7%。これらはその前段階として「道迷い」を起こして、その後「滑落」「転倒」「転落」・・・につながっているケースが相当数あると思われます。

仮に半分とすれば実に遭難事故の58.8%が「道迷い」に絡んでいることになります。地形を意識し、地形図を読める技術があれば、もしかしたら年間1,595件程度の遭難事故が未然に防げたかもしれません。

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