西上州を代表する山域、妙義山の北部に広がる裏妙義エリア。その中央部に聳える、一際おかしな形の奇岩の頂きがあります。
まるでハンマーの様な形をしたそれは、丁須の頭と呼ばれる岩の頂。なんとも奇妙に風化した山です。
丁須の頭へは限られた時期しか行けません。
温かい季節はそれこそ悍ましい量のヤマビルに阻まれ、とても快適とは呼べない状況の中を進まなくてはなりません。
また積雪期になれば、リスクが高すぎてかなり困難な登路となります。
比較的気温が低く、且つ雪のない季節にこそ楽しめる、限定された登山ルートです。
丁須の頭までは籠沢コースと言う、巨岩が転がる沢筋を登ります。水こそありませんが、まるで沢登りの様な登山道。
山頂部ではロープによる確保を行いながら一人ずつ登ります。
さらに下りは、懸垂下降を体験して頂きます!
スタカットビレイシステムと懸垂下降の両方を実践で経験できる良い機会になるのでは無いでしょうか?
ロープによる安全確保技術は、講習で学んだり、本で読んだだけではなかなか技術として身につきません。
その段階ではまだ、知識を詰め込んだにすぎないんです。
得た知識を元にたくさん練習し、同時にたくさん実践経験を積むことで、学習した技術をどの様なシーンで使うのかイメージできるようになります。そこではじめて、活きた技術を自分自身のものとして体得できます。
実践登山経験を通じて、ワンランク上の登山者を目指しましょう!
皆さまのご参加、心よりお待ちしております。
イベント詳細
- インストラクター
- Kuri Adventures 栗山 祐哉
- 日程
- 2017年3月18日(土)【締切 3/15(水) 19:00】
- 費用
- ¥12,000 (税別)
- 集合場所
- 新宿駅 ” 新宿の目 ” 前 6:30 集合
- 西松井田駅 8:30 集合
- 現地駐車場 9:00 集合